フルカラー石膏

色付きのフィギュア出力ですと
おそらく一番ポピュラーな素材かと思われます。

出力制度はおそらくナイロン素材と同じくらいか少し上な感じでしょうか。
ですが色がついてるのでディティールが少しつぶれても問題ない感じがしました。

気を付ける事としては、石膏のため壊れやすく、落としたら厚みの薄いところは欠けてしまう可能性があります。
また水濡れや、ロウで含侵している為、擦ると色が剥げてしまう場合もあるようです。
なので優しく扱っていただけると嬉しいです。

色合いが少し淡く出るため
並べた姿は和菓子のようでとても可愛らしくて色々並べたくなります。
右の写真のマカラさん(ワニ)が高さ5cm
チェルノボーグさん(魔王)が高さ7㎝の出力です
(マカラさんはその後改修を行って、破損しないようにロープ等の太さが写真の2.5倍ほどになりました。)

色付きの素材ですとフルカラープラスチックという素材も近年登場したようです。
まだまだお値段が高いのですが 、石膏が脆いのに対し、樹脂なのでとても丈夫で色落ちもしにくく、100万色以上のカラー再現性となってるそうです(石膏は39万色) 

*写真中にある、魔法陣ベースと転光石は
  風月堂にて販売されていたものです。 
 
*現在まだ取り扱いがないようなので、取り扱いの情報はこちらにてチェック! 

アクリル素材

一般的なフィギュアの出力に使われている素材だと思ってます。(他にはABSライクなど?)
フィギュアの造形精度もかなり高めで、小さいサイズでも細かいところまで出てくれます。

しかし、サポート材と呼ばれる出力時の土台がついていた個所なのか、ところどころざらっとした感じになっているので、ツルツルした質感を求める場合は紙やすり等で磨いてやる作業が必要かと思われます。

しかしそれでも、出力精度は他の素材に比べて素晴らしいです。
その分お値段はナイロン素材や、フルカラー石膏などに比べるとお高め。
【更にもう一段階上の
 アクリル(Xtreme Mode)
 という素材もあります】

出力時の色はデフォルトだと、クリーム色がかったクリアー素材っぽい感じでした。
甘い匂いがします。

ナイロン素材

造形精度はそんなに高くないのですが、
とても丈夫で、あまりにも厚みが薄いとかでない限りは、少し落としたくらいだとまず壊れません。

触った感じはザラついた固いプラスチックのような感触です。

出力素材の中では一番価格が安い素材です。
大きさや形状を大まかに確認した場合などは
この素材で十分かと思います。

色を塗る前は白い状態です。
これにサーフェイサー や筆で色をつけたものが右の写真になります。
ディティールをそんなに必要としない場合、
筆で目など描くことは出来ると思います。
ワニの色塗りはアクリルガッシュの絵の具を
筆で塗りました。

アクリルガッシュはすぐ乾いて固めの絵の具なので、もっとサラッとした塗料だと塗りやすい気がしました。

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